牧師・宣教師のストレスと燃え尽きについて(14)―霊的労働 <霊的労働・スピリチュアル・レイバー?> 牧師・宣教師などの霊的な働きというものは、 とてもドレインされるものです。 (ドレイン=流れ出るとかそんなような意味) 「ご自分から霊が出ていった」のをイエス様が感じたように、 ある意味使い果たすような感じ。 感情労働とはまた別かなと思うので、 追加で霊的労働について考えて… トラックバック:0 コメント:4 2010年10月18日 続きを読むread more
牧師・宣教師のストレスと燃え尽きについて(13)―土壌 2.「土壌」 <序> 赤土、黒土、砂地、粘土…色々な土壌があり、 その土壌ならではの実がなるように、 日本という土壌にも、 (例えば宗教だけでも、八百万の神から儒教から神仏混交から天皇崇拝まで) いろいろな成分が混ざっていて、 それゆえの実もなっていると思います。 <牧師への期待が大きいのはなぜか> … トラックバック:0 コメント:6 2010年09月23日 続きを読むread more
牧師・宣教師のストレスと燃え尽きについて(12)-環境 この間ストレスについてのセッションがありましたが、 その中で印象的だったのは、 「カンボジアはトラウマを持つ社会なので、ストレス度が高い」 という話でした。 つまり、社会構成員全体が傷を持っている中にいると、 その雰囲気というかなんというかに、 人の心は影響されるってことなんでしょうね。 まぁそう言われてみれば、 人… トラックバック:0 コメント:4 2010年06月20日 続きを読むread more
牧師・宣教師のストレスと燃え尽きについて(11) 信仰のバランス バランス。 何につけても思わされるのは、バランスです。 人助けにおける、「突き放した関心」。 つまり相手に共感しながらも一定の距離を保つ、 これもバランス。 聖職における「熱心と、リラックス」のバランス。 日本全体の「仕事と休み」のバランス。 女性の働き人の場合、「女性である自分と、伝道者である自分」の… トラックバック:0 コメント:6 2010年02月13日 続きを読むread more
牧師・宣教師のストレスと燃えつきについて(10)自己認識・自己受容 これまでさんざん「いかに牧師が燃え尽き症候群になりやすい職業か」 ということを見てきましたが、 ここらで「ではどうしたらいいか」を、考えてみたいと思います。 <燃え尽きから回復するプロセス> 回復した人々の体験をまとめると、大体次のようなステップが踏まれるそうです。 1.「問題を認める」段階 単なる疲労で… トラックバック:0 コメント:0 2010年02月06日 続きを読むread more
「牧師・宣教師のストレスと燃え尽きについて(9)―燃え尽きに気づくために <燃え尽きというより枯渇> 日本ではよく「燃え尽き」という言葉が、 何か部活や受験などでがんばりすぎた後の虚脱感などに使われている気がします。 でも燃え尽き症候群というのは、なんかそういうニュアンスのものではないようです。 「燃えてる」人よりも、 「やさしい人」がなるっぽい。 一時的なもので、ほっとけば治る、みた… トラックバック:0 コメント:2 2009年10月15日 続きを読むread more
牧師・宣教師のストレスと燃え尽きについて(8)―「管理」職のストレス― 牧師職をいろいろな職種から考えるシリーズの最後を飾るのは、 「管理者」としての牧師です。 ここでいう「管理」職というのは、 リーダー、ボス、長、統率者、指導者、指揮者、責任者、中心人物、まとめ役、など まぁなんでもいいんですが、そういう役目としての職を指します。 前に書いた「先生」職ともちょっとかぶるようですが、違うの… トラックバック:1 コメント:2 2009年10月03日 続きを読むread more
牧師・宣教師のストレスと燃え尽きについて(7)―境界線について― 前回の補足として、「境界線」について。 ノーはノー、イエスはイエスと言うことができない。 ついつい人の尻拭いをしてしまう。 「どの程度」がほどよい加減なのかわからない。 etc・・・ こういうようなところがあれば、 「境界線」の問題かも! <境界線> それはまさに自宅の境界線のようなものです。 … トラックバック:0 コメント:10 2009年08月15日 続きを読むread more
牧師・宣教師のストレスと燃え尽きについて(6)―「対人援助職」特有のストレス― いろいろな観点から牧師のストレスをみているシリーズの6回目ですが、 今回は、対人援助職としての牧師職についてです。 <対人援助職とは?> 心理士、看護師、介護福祉士、保育士、教師など、簡単に言えば 人のお世話/手助けをする仕事ではないかと思います。 牧師の仕事も多くの面でこれに当てはまると言えます。 内容は、… トラックバック:1 コメント:2 2009年07月29日 続きを読むread more
牧師・宣教師のストレスと燃え尽きについて(5)ー「自由業」特有のストレス <牧師は「自由業」?> 辞書によれば自由業とは、 「一定の雇用関係によらず、時間に束縛されないで、独立して営む職業。 多くは特別な技能・技術・知識に基づく専門的職業」 だそうです。 http://hiho.sunnyday.jp/b0.html 芸術家 芸能人 開業医・弁護士・税理士などの「士」業 文筆業 … トラックバック:0 コメント:4 2009年06月26日 続きを読むread more
牧師・宣教師のストレスと燃え尽きについて(4)ー「先生」職特有のストレスー いろいろな角度から牧師職を考えてみたいと思いますが、まずは「先生」職としての牧師職から。 (ここでいう「先生」職とは、 教師や医者や法律家や政治家など、 人を導く者として正しくあることを期待されている、影響力のある、 それだけに犯罪を犯すとものすごくひんしゅくを買う、 つまり、人相手であり、なお公人っぽい扱いになる職、 そし… トラックバック:1 コメント:4 2009年06月01日 続きを読むread more
牧師・宣教師のストレスと燃え尽きについて(3)ー牧師職と一般的ストレス要因ー <牧師職はヒューマンサービス・クリエイティブ職?> 牧師は日本ではごく珍しい職であるため、一般社会で職種別のデータなどが発表されても「牧師」がどの職種に含まれるのか、よくわからないんですよね。 無理に一般のカテゴリーに入れてもらうとしたら、 就業形態は、作家などのような自由業にも近い気がしますが、 内容的には福祉やサービス職… トラックバック:0 コメント:4 2009年04月30日 続きを読むread more
牧師・宣教師のストレスと燃え尽きについて(2)―牧師のストレス状況― <寿命長い?> クリスチャンは長生きらしい! と前に新聞で読んだことがあります。 心の状態が安定することとか、お酒やタバコが少ないこと等が体にいいのかも? 宗教家は長生きらしい! 日本の職業別平均寿命の一位が宗教家、というのも読んだことがあります。 牧師だけだとどうなのかしりませんが。 宣教師は短いと聞いた気もしま… トラックバック:0 コメント:7 2009年04月29日 続きを読むread more
牧師・宣教師のストレスと燃え尽きについて(1)―ストレス一般― オールネイションズの自由研究で、 「牧師のストレスと燃え尽きについて」調べました。 宣教師に重なる部分も多くて、 私自身には整理になることも多くて、面白かったです。 日本に帰ってきてその話をしたら、 いろいろな方に「え~、それ興味ある~」と言われたので、 ブログで分かち合うことにしました。 といっても、ちゃんと… トラックバック:0 コメント:6 2009年04月21日 続きを読むread more