貧しさは奥が深い…

財布を落として銀行のカードなどをストップし、再発行にも時間がかかるので、
日々の収入で生きているこの頃です。
車も壊れているし、家を建てるのもストップしているので、
もっぱらお店兼教会で暮らしています。
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ギターはそう売れるものでもなく、カフェの売り上げもわずかですが、
なんとかなっています。

このことを通して、その日暮らしのフィリピンの人々の気持ちがわかるようになってよかったです。


貧しさは、奥が深い!わかったつもりになっても、まだまだその先があります。

カンボジアにいるときは、私は本当の貧しさを知らないなぁ、と思っていました。
フィリピン人の自給伝道者の伴侶になって、少しはわかるようになったと思いましたが、
でもまだ日本の方々からの献金というつながりがあったので、
本物の貧しさではなかったようです。
今回の、どこからもお金の入るあてのない生活が、普通のフィリピン人くらいなんだろうなぁ。。
(教会も移転でお金がかかるので、教会からは説教の謝礼も受け取っていません)

質素にくらす、というのと、本当にお金がない、というのの違いは、
精神的苦痛の違いかもしれません。

お金がないというのはまず、選択肢がないということです。
選ぶ自由がないのは権利がないのと同じ苦痛です。

それは安全がないということでもあります。
(例えば安全な乗り物に乗れない、治療が受けられない、など)

お金がないということは、精神的にプレッシャーにさらされているということでもあります。
別に食べるにことかいてやせ細るまでいっていなくとも、
明日はもうお米がない、というような状況にいるだけで、切羽詰まった気持ちになるからです。

また、尊厳がないということでもあります。
特に、「裕福=尊敬される」という図式があるフィリピンのような社会では、
貧しいだけで自己イメージが攻撃にさらされ、
みじめな気持になったり、引っ込み思案になったり、
劣等感や絶望感をもちやすくなり、
こころざしが小っちゃく萎縮したり、
伴侶を責める思いにもさいなまれやすくなります。


普通の日本人の感覚とちがいすぎて、
実際に経験してみないとわからないものだとも思うのですが、
あえて説明すると、
例えば100円しか持っていなくてそれが全て(そして明日収入があるかは不明)だったら、どうしますか?
やはり子供の食べ物に消えるでしょう。
これがフィリピンやカンボジアの人の暮らしです。

何かを買う余裕なんてない、壊れても修理も無理。
必要な投資(バイクにガソリンを入れるとか)もできない、
とにかく食べ物さえあればOK、
という精神構造の意味が少しわかりました。

私たちの場合も、最優先はアリの食べ物。
その次はおむつ。
(洗って干せる環境にないので、紙おむつが買えるかどうかは切実なのです。)

それからお店のメニューに必要なもの。
これが買えないと「誰もこれを頼みませんように…」というメニューが出てきてしまいます。

でもそんな綱渡りの中でも、何とか毎回ご飯も食べ、おむつもあり、
お客さんの注文もうまく逸れ(笑、という感じでやってこれました。感謝ですね。

また一度ならず、本当に困った時に奇跡的に
(貸していたお金が帰ってきたり)お金が与えられたこともありました。



カフェメニューの価格が安すぎる!と日本人のお客さんたちには言われましたが、
フィリピン人の働いている若い人たちが買えるくらいに設定しているので、
とりあえずこの値段でやっていこうと思います。
あまり高くすると誰も買えなくなりそうなので…。

確かにほとんど利益はありませんが、その代わりロスもないのでまぁいいかな?と思っています。

もっといろいろ改善したいですが、とりあえず投資費用のかからないアイデアメニューとかからにしようと思います。

最近は、毎晩のようにバンドの練習に来るグループが2組あり、
カフェというよりスタジオみたいになっています。
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朝はほとんどお客さんがないので、
今日は韓国人講師によるキムチ作り教室を開いたりしました。
私たちを含めて大人8名、子供5名の参加でした。
初めてキムチの作り方を習えてうれしかったです。




教会は先日7周年記念をお祝いしました!
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また、日本人集会に続いて、日本人向け子育てサークルがついに始まりました。
経験者のお母さんがいるので、いろいろなかわいい歌を教えてくれ、
もう一人のお母さんも絵本の読み聞かせをしてくれたり、
無理のない感じで、子供たちも楽しんでくれていたようです。
フィリピン人に比べてコミュニティのない日本人お母さんたちの支えになることを願っています。
子供の日本語・英語教育にもいいかも。


ところで、
大使館情報によると、フィリピン南部ミンダナオ島サンボアンガ地域において
フィリピン治安部隊とモロ民族解放戦線(MNLF)が衝突し,
民間人が多数人質となる他、空港が閉鎖される等の事態になっているそうです。

ミンダナオのマギンダナオ州においても、イスラム武装勢力による爆発があったそうです。


ボホールはミンダナオの隣といえば隣なのですが、とても平和なかんじで、
まるで外国のニュースを聞いているようなのですが…
今後も継続的に事件発生のおそれがあり地域も拡大する可能性があるそうなので、
お祈りください。。。

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この記事へのコメント

hiyo
2013年09月16日 10:55
秋葉睦子先生
東京教区南支区の教会婦人です。
どの経路で献金をお送りできるかを教えください。

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