日本語とクメール語

<語学、それはお笑い?>

よくまあ、全然クメール語知らないでこの国に住んでるよな~、と自分でも思いますが、
そしてたまに「2ヶ月もいるのにあんまり上達してないよな~、
ホントに1年後には働けるんだろうか!?
というかそんな日が来るんだろうか!?」
という気分にもなりますが、
でもよく考えれば、やはり最初よりは上達しています。

今は、たどたどしく会話したり、人の話も、わかる単語が多ければ大体わかったりという程度。
かなりあてずっぽうで会話していたり。

この間は朝、近所のおばちゃんたちが道端に座っていて、自転車で通り過ぎると
「・・・・リーエン!」と挨拶してくれました。

とっさに、いつもの「どこ行くの?」系の挨拶だと思って、
「トゥーリエン(勉強に行きます)」とにっこりして叫んでみたものの、
相手の反応がいまいち。

すぐに、
「ああ、ミエンプリエン(雨になりそうだね)って言ったのか~」
と思いましたが、あとの祭り。

さらに、その話を笑い話として語学の先生にしたところ、さらなるオチが待っていました。
「つまり、雨になるねって言われて、勉強に行きます、って言っちゃったんですよ」
「え?なんて言ったって?」
「トゥ(行く)、リエン(勉強)」
「それ、トーリエン(ドリアン)に聞こえるよ」

というわけで、どうやら私は、朝から
「ドリアン!」
と叫んで通り過ぎた、謎な女だったらしい。
・・・

そんなのばっかりです。
宣教師の言葉の間違いはホントに面白くて、
思わずネタとして集めはじめたほど。

私好みの笑いだ~。

<読み書き>

文字は、見ながらならすいすい書けるようにはなりましたが、
正しく読むのとかは難しく、
例えば日本で、ひらがなをたどりながら、こ・・、ん、・・に・・。とゆっくり読んでいる人がいたら、
そんなレベルかと。
「こ・・、ん、・・に・・、ち・・、あ、「こんにちわ」か!」とか、そんな感じ。

小さい子の大変さが思い出せる気がします。
わからないとはどういうことなのかが、わかるというか。


<日本語じゃなくてよかった>

しかし、日本語に比べたら、クメール語は理にかなっていて学びやすい言語だと思います。

日本語は文法(活用とか)も複雑で、
書く文字もひら、カタ、漢字と3種類もあるし、
れとわとか、さとちとか、似てるし、
しかも漢字は文字数が限りなくある上に、
読み方も下手すると一つの漢字に7種類とかあったり。

wakaruka~!って感じですよねぇ。
言い方一つにしても、いろいろバージョンがありすぎて、
さらに同音異義語とかも多いし。

ああなんて難しい日本語。

聞いた話では、日本語は
OMFのリストでは難しい言語の1位だそうです。
2位が中国語。
クメール語は真ん中あたりで、
最後尾はインドネシア語だとか。
でもこれは、英語圏の人にとっての難しさってことでしょうが。

まだよくはわかりませんが、
クメール語は文字数も限られているし、
文法もシンプルです。
語尾変化もなく、英語とほぼ同じ順序でことばを並べていけばよし。
もちろん「てにをは」もないし、「数詞」とかもないし、
日本語みたいに言い方をいろいろ考えなくてもいいみたいです。

「トーナー?」「トープサー」(「どこ行くの?」「市場に行くの」)とか、
日本で一番短い会話「どさ」「ゆさ」にも劣らないシンプルさ。


<クメール語と日本語の共通点>

私の印象では、クメール語を学ぶのに有利なのは、
タイ人とかベトナム人とかを除けば、中国人ではないかと。
なぜなら語順も同じだし、共通の単語も少しあるし、
いくつかの中国語の方言にはクメール語に近い発音をするものもあるようなので。

でも、日本人にも有利な点はある!

ということで、今気づいた範囲で、日本語との共通点を挙げてみました。

1.イントネーションだけで疑問文を作れる  
  例:「元気?」「元気」「~行く?」「~行く」とか。

2.たまに緑を青という  
  例:青物、青菜、青田、青い果実、青信号など。
  これはわからない人には意味不明らしい。「緑じゃん!」みたいな。

3.主語を言わなくてもいい  
  例:英語では I とかyou とかいちいち言わねばならないが、
  日本語では「わたしは」も「あなたを」もすっとばしていいように、
  クメール語でも省略することが多い。

4.人をあなたと呼ぶよりも役割名で呼ぶ方が普通  
  「先生」とか「お姉ちゃん」とか「お父さん」とか。
  ちなみに自分のことも「私」という代わりに
  「おばちゃんね、」とか言うのも同じ。

5.おじいちゃん、おじさん、お兄ちゃんなどを
  実の親戚のみならず他人にも使える。

6.ごはんは日本語ではお米riceのことも食事mealのことも指すが、
  クメール語でもバーイは両方の意味で「ご飯」。
  ちなみに英語では全てriceである稲、米、飯ですが、クメール語では区別します。

7.時計は時計。 クロックもウォッチも関係なし。

8.咬む(日本語)=カム(クメール語) 
  全く同じ単語発見!

9.手というと腕も含んだり、足というと脚も含んだりする

10.「きれい」はクリーンもビューティフルも指す
  このせいかは知らないが、ある女の子がある男の子に
  「You look clean today」と言われて怒っていた・・。
  でも二人とも韓国人だったけど。

11.1万、2万の万は「マーン」。。ちょっときびしいか。。

12.~しておく、~してみる、という言い方は、
  クメール語でも~する+おく、~する+見る、というらしい。(と本で読んだ)

13.右手=右方向、という言い方はクメール語でも右+手(スダム・ダイ)。
 
などなど。
あ~日本人で得した気分。
「遠い」は「チガーイ」みたいな、逆っぽいものもありますが・・・

ついでに、信恵さんに聞いた

<日本人にだけ笑えるクメール語>

おっさん (=ガソリンなくなった、の意味)
めまい  (=未亡人)
ぷ、ださーい (=風邪だ)


ではいつもの趣味でしめくくります。
これはどちらもマレーシア産のクッキーです。

画像


さほど間違ってはいないんだけどすごいインパクトに負けて買ってしまった。
味もすごいですしね。

カッパえびせんも、ロブスター味にしたらどうかなぁ。

下のは、上ほどのインパクトにはかけるものの、ジャブをくらった感じです。

画像


ガラス麦。
危ないじゃないですか!

とか言いながら、日本人宣教師の会で食べました。
結構おいしかったです。

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この記事へのコメント

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2009年10月15日 10:14
すごく面白かったまた第2弾、第3弾をおねがいしま~す。ブンちゃんには語学の勉強が合っているよこれだけ発見しつつ研究しつつ(!?)学べているのも素晴らしい叫べ!ドリア~ン!!
ぶんこ
2009年10月15日 18:58
「エイドリアーン!!」っていうのもありだったかもね。。
うん、また書くね~:-)

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